ピアノの練習をしていて、指にやたらと力が入る原因(の一つ)がわかった。
先月左足親指骨折で、しばらくピアノの練習を休み、その後ペダルを踏まない「バッハのインベンション」を指慣らしに練習してきた。(右足が動かないので、左足でペダル操作している)
足もやっと快復したのでペダルを使うショパンの曲を練習し始めたら、やたらとペダルが重い。 5年前「スカスカペダルのクラビノーバ」から本物のピアノに変えたときのことを思い出した。 その時も私の萎えた足は、ペダルの重さの変化について行けなかった。
いろいろネットで調べたら「ペダルアシスト」という補助器具が見つかった。 ペダルにネジ止めして長くし、テコの原理で踏む力を弱くするものだ。
重いペダルに慣れた(と思っていた)ので、何年も使わずにいた。今回また使ってみて、アシスト無しではペダルを踏むのが精一杯の力だったので、全身の筋肉にも力がはいることがわかった。重いものを持つとき、歯を食いしばるのと同じだと思う。
ペダルアシストを使って指が軽く動くようになった。かと言って、いつものことながら「ピアノが上手になった」と言うことではない。ただ、ただ、指が軽くなったのだ(^^)