桑の実ジャムヨーグルト 鶯アンパントースト |
かつてこの伊那谷は養蚕業が盛んな土地だったと聞く。駒ヶ根には「シルクミュージアム」があり、その隆盛の記録をとどめている。
先日「キマルリ珍道中」をした京都北部の街「綾部」もグンゼ発祥の地、いまでも桑畑が散在している。街のシンボルもマユの形をした「マユピー」、いまでいう「ゆるキャラ」(^^)
桑の実ジャムが作りたくて、先日の手描室で綺麗どころに「桑の木を植えている人知りませんか?」とたずねたら、(彼女たちがうら若き頃)「桑畑だらけだったが、いまはそれがリンゴ畑になって殆ど無い」 ということだった。
以心伝心おら家の前には電信柱、家内が竜王の知り合いから桑の実をたくさんもらってやってきた。
さっそくジャムにする。香りはないが、独特の味がする貴重なジャム。先日作った「うぐいすアンパントースト」と一緒に、ヨーグルトにトッピングしていただく。
桑の実ジャム(マルベリージャム)の作り方
1.桑の実をよく洗って水を切る | 2.水100ccほどいれて、桑の実が柔らかくなるまで煮る。10〜15分 |
3.裏ごしして、茎と種を大まかにとる | 4.クエン酸と砂糖を半量加えて10分、さらに残りを加えて5分。とろみが付いたら火をとめる。 |
材料
●桑の実 約2kg?(裏ごしして900g)
●砂糖 裏ごし後30〜40%(300g)
●クエン酸 裏ごし後kgあたり、小さじ 2
●砂糖 裏ごし後30〜40%(300g)
●クエン酸 裏ごし後kgあたり、小さじ 2
裏ごししても、種がもれる。砂糖を加える前に少し煮立てると、種が浮いてくるので、気になる方は網ですくって取ると良い。
廃棄率が高いので、苦労して摘んだわりには少ししかジャムにならない。また、桑の実自体が市場に流通しないので貴重なジャムだが、それだけ作るのも楽しい。
桑の実を英語で”mulberry”、響きも良い。
つぎは、いよいよ「杏(アプリコット)ジャム」 いつも6月下旬に収穫がはじまる。