長野のBYボッチ氏が、2日間の飯田出張で仕事が終わったあと雨仰庵に寄ってくれた。
いつもピアノレッスンの帰りに私が寄り道をしてくるのだが、先月は不在で会えなかったので2ヶ月ぶり、つもるはなしが山ほどあった。雨仰庵食堂手料理で一杯といきたいところだが、最近は横着になってお客が来たら外食。NK-Japan氏に紹介してもらったR−Kyo亭 が、もっぱら親しい友人の接待場所になっている。
一見イマイチの食堂に思えるが、料理は美味い。とくに「生丼(鉄火丼)」と「天丼」が私のお気に入り。私の知る限り飯田で食べるマグロでは、この生丼に乗っているものが一番うまい。ただし宴会があった日の残りのマグロで作る「ついでメニュー」なので、運が良くないと食べることができない。
今日は運良く、刺身好きなBYボッチ氏に食べてもらうことができた。
BYボッチ氏の本職は選果機の設計施工。家内が昨年「梨」と「りんご」のはね出しを買いに通いつめた「いいだ果実中央選果場」のプラントも、彼らが納入したものだ。家内は「私の友達がこの機械造ったの」と農協職員に自慢し、一般人が入れないプラントの奥まで入っていった。
今回の装置は「市田柿の選果機」、その名前を聞いて家内の喜んだこと。「今年の冬は、市田柿のはね出しが安くてに入る(^^) 」 ところが今日、氏に聞いてみると「ころ柿(干し柿になった市田柿)」ではなく「渋柿の市田柿(干し柿にする前の生)」の「選果機」だそうだ。 家内の落胆する様子が目に浮かぶ(^_^;)
食事を終えて雨仰庵に帰ったらBYボッチ氏がなかなか入ってこない。遠慮する柄でもなしと外に出てみたら「財布を落とした」と大騒ぎしている。R−Kyo亭に電話して探してもらったが無いという。駐車場で落としたかもと、また車で戻ったが駐車場にもなし。「仕方がない」と彼が諦めて雨仰庵にもどって、念のため後部座席の紙袋をみたら、そこに入れてあった。5分前にしたことの記憶がふっとんだらしい。
アウトドア派の熟女たちにモテモテの山男も、ついに来た〜〜(^^) みると、大騒ぎしただけあって、中身の割りには立派な財布だった。