牛飼いの里 |
数年前、長野のBYボッチ氏が初めて雨仰庵に来てくれた時、近くのスーパーで買ってきたと”飲むヨーグルト”を土産にくれた。すこし甘いが、これがすこぶる美味い。信州市田酪農の「いちだヨーグルト」というブランドだった。容器が同じ形なので間違えて他社のものを買ったことがあるが、まったく味が違う。
信州市田酪農の住所をしらべてみると、いつもペレットストーブの燃料を買いにゆく会社のすぐ近くだった。名前の通り、市田柿で有名な高森町にある。
この前ペレットを買いに行ったついでに、その近くの旬彩館(しゅんさいかん)という、一番最近できた”産直の店”に加工用のイチゴを買いに寄った。ぶらぶらしていたら、写真の「牛飼いの里」というブランドの高い牛乳があった。1リットル260円もするので、いつもスーパーで買う100円アップ、物好き仙人はそれでも買ってしまった。メーカーが美味しいヨーグルトの「信州市田酪農」だったのだ。
飲んでみたら予想以上、子供の頃飲んでいた牛乳に近い。まえにも書いたが、田舎育ちで牛乳配達などなかったが、うらの家が乳牛をかっていて、毎日その生乳(原乳)を飲んでいた。脚が悪いのに骨密度が高いのは、そのおかげだと思っている。
少々贅沢だが、この牛乳を毎日飲みたいと思い探したが、飯田市内のスーパーには「いちだヨーグルト」はあっても「牛飼いの里」牛乳はどこにもおいてない。
旬彩館まで20kmもある。雲にでものって飛んでゆこうか、途中で落ちそうな気もするが。