昆布巻の雄勝定食 |
先月、新沼謙治が被災地の女川町を慰問する、放送があった。YAさんの住む雄勝から峠ひとつこえた隣の町だ。昨年の2月ここを通ったが、雄勝と同じように壊滅的な被害状況だった。そんななか、復興にむけ間借りながらも工場を再建している水産加工会社、その自慢商品のひとつに「さんまの昆布巻」があった。
滋賀県では鮎家の「あゆの昆布巻」が有名だが、もっぱら土産か贈答用で1回ぐらいしか口にしたことがない。みじかなサンマで昆布巻きができるなら、イワシでもいけるとぴ〜んときた。
じつはYAさんの奥様TSUISAから雄勝桑浜の「塩こんぶ」をたくさん送っていただき、冷凍庫に眠っている。私の知っている関西の塩こんぶとは違うので、調理法をたずねると現地では「佃煮」や「酢の物」にするそうだ。他の料理方法はないかと思案中だった。
いわしの昆布巻
(1)塩こんぶは薄い塩水で塩抜きをする | |
(2)イワシの幅にこんぶを切って巻く | |
(3)こんぶを二重にまいて爪楊枝でとめる | |
(4)煮る |
1.材料(1人前)
「イワシの味付け」缶詰1、
塩こんぶ60cmぐらい
2.煮汁
醤油 大さじ1、
みりん 大さじ1
ザラメ砂糖 小さじ2、
水 150cc
缶詰の汁
◎仕上げ調味料
刺身しょうゆ 大さじ1
3.作り方
(1)塩こんぶは薄い塩水で1時間ほど塩抜きをする
(2)こんぶの水を切り、イワシの幅(やく10cm)に切る。
(3)こんぶを広げイワシをおき、こんぶを二重にまいて爪楊枝でとめる。(ほんとはかんぴょうがあると良いのだが)
(4)小さななべに 、いわしの昆布巻をならべ、煮汁を加え、煮立ったらフタをして弱火で10分煮る。仕上げにさしみ醤油を大さじ1加えて、さらに5分弱火で煮込む。
雄勝桑浜の塩こんぶ |
予想通りの味、TSUISAも作ってみれ、うめぇど。
むこうづけは「塩こんぶの甘酢漬け」、ごはんは「鮭フレークまぜご飯」 これで明日から髪がフサフサ(^_^;)