彼が、ここ飯田に別荘を求め、私がその後、数ヶ月で移り住むきっかけになった本だ。
著者は加島祥造先生。伊那谷をこよなく愛し自然の流れの中で独り住まいをされている。先生の生き方に感銘をうけ、私は今その真似をしながら生活をしている。その最新刊「ひとり」を読んだ。
この本は、今までの「道(タオ)シリーズ」より先生の生活実態が多く書かれている。活字を追いながら、すぅっと自分の中に入ってきて半日で読み終えた。何だか雨仰庵暮らしそのものが書かれているような錯覚さえ起きる。それだけ私が加島先生に染まったということか?
先生も「一人で寂しくないですか?怖くないですか?」と人に問われる時があるという。私も、よく聞かれる。
独は弧ならず Alone, but not lonely.
山や木々にかこまれ
花や鳥
昆虫と
楽しく暮らしている
一人暮らしも
また楽しからずや d(^_^o)