只のものが好きな家内が、わが家の沢??におりて「天然花わさび(ワサビの花芽)」をたくさん採ってきたので、さっそくたまり漬けにした。
体調が悪く春はあまり好きではないが、現金なもので、この「花わさびのたまり漬け」を作るのだけは楽しい。
20年以前、京都府北部の街・綾部市に転勤になった。その上林(かんばやし)という地区の沢に、天然ワサビが自生していて、同僚のHGさんに教えてもらい「たまり漬け」を作るようになった。
NK-Japan夫妻が、綾部に遊びに来てくれて、自慢の天然ワサビ採りに案内したことがある。偶然(こんなところで人に合うとはというような山奥の沢)、地元のおじいさんがいて「このワサビは、地区の住民が管理しているので採らないでくれ」と言われ、それまではなんの罪悪感もなしに採っていたのだが、それからやめた。
だから雨仰庵に引っ越して家内が天然ワサビを発見したときは喜んだ。それも、自宅の沢だ。
昨年は4月28日に作った(ブログ”天然ワサビのたまり漬け”)ので、桜だけでなく何もかも2週間早い。今年は、「シェイキー・シェイキー・ベイビー」を力持ちの家内がやってくれたおかげで、昨年よりは「ワサビの効いた??辛いたまり漬け」ができた。
綾部時代は「熱湯に浸して激しく振る」方法を知らなかったので、根っこをおろして混ぜ込んでいた。この方法だと、根こそぎ抜かなくてすむので、ワサビも絶滅せずにすむ。
家内は、振ったあと密封容器を開けながら「涙がでる~」と感動していた???←ワサビの辛味成分が目にしみた(^^ゞ