14日~16日の鶴岡行きの目的は「山野草」 昨年、青花キクザキイチゲやカタクリの写真を見せてもらい「次の機会には」と頼んで、地元に詳しい兄夫婦に案内してもらった。
ただ家内も私も、できれば「ギフチョウがカタクリで吸蜜している写真を撮れたら」という淡い期待があった。
今年は気温の変動が激しく、山野草も時期が過ぎているものが多かった。それはそれとして、ギフチョウを探すにはまず「カンアオイ」 、なんだ道端にあるじゃないか。山野草好きの人が多く散策していたが、誰も見向きもしない。鶴岡市の保護も「カンアオイ」は対象外かのようにまばらで工事の土がかぶったりしている。
途中、環境省の保護官(レンジャー)にあい、ギフチョウのことを尋ねると「昨日3頭飛んでいるのを見た」という(14日は25℃ほどの暖かだったが、訪れた15日は冷え込んだ) とにかく、ギフチョウが居るということがわかっただけでも収穫だった。
鶴岡には一度行ってみたいところがあった。「クラゲ」の水族館として全国的に有名な「加茂水族館」だ。いってみると大改装工事中だったが、現在の施設はそれは失礼だが、どちらかというとみすぼらしい。それでも人気があるということは、クラゲに特化した「クラネタリューム」の企画力がすごいのだと思う。
クラゲの餌付けショーがあった。ふつうプランクトンを食べているが、なかにはクラゲを食べるクラゲもいる。ミズクラゲを餌にしていたが、お姉さんの説明で「このミズクラゲは当水族館で養殖しているものです。形の悪いものはこのように餌になり、形の良い物だけ水槽で展示しております」 ????「形の悪いのは食べられてしまうのか」と、私も家内も「自分たちの形の悪さ」を思いながらフクザツな心境になった(^^ゞ
それはともかく、家内も私も「癒される~~」「きれい~~」と大満足だった。
この水族館限定で「クラゲのアイスクリーム」を売っていると聞いていた。くいしんぼとしては、うまかろうがまずかろうが、避けては通れない。 だがそんな心配は無用、すごく美味しいアイスクリームだった。バニラやチョコレートなどたくさんの種類があるが、タピオカのようで、もっとコリコリとした食感が楽しめる。 この喫茶コーナーから、海に浮かぶ鳥海山を眺めながらたべたアイスは忘れられない。