先日家内がやってきたとき、「文旦をもらった」とビニール袋を冷蔵庫の野菜室に入れた。 家内が滋賀へ帰ったので、こっそりよばれようと開けてみたら、なんと全部皮だった。 実(み)は食べてしまって、私にマーマレードを作れということらしい。
ことしは「文旦マーマレード」をたくさん作ったが外れなし。なんでうまく出来るようになったのか、まとめてみた。
- ベルナーのVスライサーを買った(皮を薄く均一に素早くスライスできる)
- シャトルシェフで皮を煮る(沸騰後、5分加熱、1時間保温で、皮が柔らかに煮える)
このベルナーVスライサーは素晴らしい。玉ねぎもまるごとスライスできる幅がある。包丁さばきが苦手の私は、このおかげで野菜をスライスする、しきいが低くなった。切れすぎて、思っているより速く野菜が小さくなるので、安全ホルダーを使わずにスライスしているときは要注意。
シャトルシェフでジャムはどうかなと思っていた。柔らかくなるのはわかるが、水分が飛ばないからだ。マーマレードを作る時、(1)さらした水はきっちりと切る。(わたしは、サラダ用の遠心分離器を使っている) (2)加える水は、ヒタヒタよりずっと下、水が見えるようでは多い。 こうすると、シャトルシェフでうまくマーマレードを作る事ができる。
文旦マーマレードの失敗しない作り方(改訂版)
- 皮2個分(ホロも綿も丁寧にとって材料に加える) 300~400g → やく1kgのできあがり
- 皮を均一に1mm以下にスライスする。ホロと綿は適当に切る。
- 皮を熱湯にとおし再沸騰後、1時間流水にさらす。
- 水をよく切ってシャトルシェフに入れ、500~600ccの水にクエン酸小さじ1を溶かして加える。(水加減はひたひたよりずっと下)
- 沸騰後5分加熱、1時間保温
- 皮の重さの半分の砂糖を加え、10分加熱
- 残り半分の砂糖を加え5分加熱