私の生まれた清水は、貿易港でもあったが、かつては、焼津港とならぶ遠洋漁業基地で、マグロやカツオの水揚げが日本でトップクラスだった。自然とカツオやマグロはよく食卓に上った。
当時カツオは、まるごと一本買うもの。刺身にするより焼いたり煮たり、骨はあら汁、心臓(カツオのへそとよんでいた）の塩焼き、はらわたは塩辛（酒盗）。今ならよだれがでる料理ばかりだが、子供にはクセが強く、私はカツオが苦手（特に血合は）だった。そこへ行くとマグロは上等。刺身、照り焼きなど大好物。特に好きなのが、マグロのカレーとマグロの炊き込みご飯。牛肉・豚肉は高いので、わが家のカレーはマグロだった。
今日は２週間ぶりに家内が来たので、おふくろの作ったのを思い出しながら、初挑戦でマグロの炊き込みご飯を作った。
マグロの炊き込みご飯の作り方 本日の夕食は、マグロの炊き込みご飯、静岡から送ってくれたアジの干物、石巻のYAさんから頂いたとろろ昆布のお吸い物で、海の幸定食(^O^)
(1)２人分 米 １合に対して
●マグロ 120～150ｇ ●生姜 １カケ
●漬けたれ 酒 大２：醤油 大２：みりん 大１ ごま油 小1/2
●出汁適量
マグロを2cm角に切り、漬けだれに１０分漬ける。生姜は千切りにしておく (2)炊く 
マグロを漬けだれから取り出し、生姜と一緒に米の上にのせる。漬けダレ大さじ２に、あと出汁をいつもの分量になるまで加えて、普通に炊く。
炊き込みご飯は油揚げを入れたり、鶏の皮を入れたり油気が入ると美味しくなる。そこで、漬けダレに、ごま油を少し足してみたが大成功(^^)v
