2012年11月9日金曜日

よあそーぱんくちゅある

  むかしむかし仙人がサラリーマンだった頃、なにを思ったか英会話を習っていた。時々講師から英語の内線電話がかかってきた。抜き打ちの評価テストだ。何年習ってもダメなものはダメ。最後までわたしの評価は”Life Level”、つまり「なんとか海外で餓死はしないが仕事はできない」というものであった。
  そんなころ、講師から「よあそーぱんくちゅある」と言われたことがある。「夜遊びのことで、おめぇの頭は破裂しそうである」と言われたと思いきや、「あんたはまじめに遅刻せずによく来るね」という意味だった。

  いまは時間を守るのは「ピアノレッスン」と「手描室」だけ。
  一昨日(水)はピアノレッスンで180km車で移動した。車移動のときナビを使うが、このナビの到着予定時刻ほどあてにならないものはない。高速は80km/h、地道は30km/hで計算するから、それ以外のスピードで走ると長距離だと何時間も狂う。救いは目的地までの距離だけは正確なことだ。

  時間厳守仙人としてはピアノレッスンに向う車中、頭の中は暗算で渦巻くことになるが、実は簡単な計算だ。下の表で紹介する。
 1.暗算の基準となる速度
   高速は100km/h→距離を100で割ると時間になる。
   地道は60km/h →1分で1km 進むので、距離がそのまま分になる。
 2.基準時間に速度に応じた暗算できそうな割増、割引を行う。

地道スピード 60km/hに対して割増/割引 誤差
30km/h 100%=倍にする(ナビの計算時間) 0%
40km/h 50%+ 0%
50km/h 20%+ 0%
60km/h 基準(分) 0%

高速スピード 100km/hに対して割増/割引 誤差
70km/h 40%+ 2%
80km/h 25%+ (ナビの計算時間) 0%
90km/h 10%+ 1%
100km/h 基準(時間) 0%
110km/h 10%- 1%
120km/h 20%- 4%
(地道の30km/hと高速の80km/hはナビが正確に計算してくれるので、暗算は不要)   簡単な計算だが、狂いは数分だ。下の表で110km/h、120km/hと書いたが、私の知り合いにスピード狂がいるので、参考に。捕まっても私の責任ではありません。