11月やっと寒くなって体調がもどった。ペレットストーブを焚いて猫していたら、窓の外でなにかヒラヒラしている。ベランダにでてみると、なんとこの寒いのにアサギマダラが翔んでいた。
カメラをもって外に出たら、フジバカマで食事中。何枚か写真を撮らせてくれた。
今年は1週間ほど遅かったが、仲間はすでに10月の初めに旅だった。私はこのアサギマダラに「居残り佐平次」と名付けた。カメラをもって外に出たら、フジバカマで食事中。何枚か写真を撮らせてくれた。
古典落語に「居残り佐平次」というのがある。貧乏長屋の仲間と品川の遊郭に金もなしに繰り出した佐平次、じつは「遊郭の居残りを職業にしている」いまでいうとペテン師。開き直って居座り、それが他の客のところに出入りして人気ものになり、困り果てた妓楼の主人が頼んで出ていってもらうというもの。
おちは”胡麻塩頭の”主人が「私をおこわにかけやがった」というのだが、ごま塩頭におこわはわかるが、「おこわにかける」とは別に”騙す”という意味があるそうだ。今では使わない言葉なので「おちがわかりにくい」と落語家が苦労しているとか(^^;