2012年10月27日土曜日

秋のコンフィチュール ピンクの紅玉ジャム

ピンクの紅玉ジャム  先日は、紅玉で普通にジャムを作ったが、残り半分2.5kgはピンクの紅玉ジャムを作ることにした。
  桃は果肉にもともと赤い色素が含まれているらしく、加熱中クエン酸を加えると、さぁーっとピンク色に染まる。リンゴの果肉には赤い色素がないので、酸を加えてもピンクにはならない。ピンクに染めるにはひと手間必要だ。

(1)材料
 紅玉6個 約1.3kg
リンゴを刻むリンゴをよく洗う。芯を抜き、皮を剥いて、縦8つ割後、2~3mm厚さにスライスする。芯と皮はとっておく。
(2)リンゴに砂糖をまぶす
 砂糖40% 約500g
 クエン酸(砂糖とまぜる) 小1
砂糖をまぶす事前に砂糖とクエン酸を混ぜておく。
リンゴ1個スライスするごとに鍋に入れ、適当に砂糖をまぶして積み上げる。
(3)赤い色素を抽出
 皮と芯
 水 200cc
 クエン酸 小1
赤い色素を抽出別の鍋に、水200ccにクエン酸:小さじ1を加え、とっておいたリンゴの皮と芯を10分ほどコトコト煮て、赤い色素を抽出する。
(4)過熱 加熱(2)の砂糖をまぶしたリンゴを30分ほどおき、(3)の皮を煮た汁をザルでこして加え、中火で煮る。
(5)完成
 火のとめごろ
完成火のとめ頃リンゴが透明になり、かき混ぜたとき水に浮いている感じがなくなったら、火のとめごろ、完成。私は好みで、最後にキルシュで香りつけする。

  ジャムを作るときは、いまでも火のとめごろが難しい。本には「とろみが付いたら」ぐらいの表現しかないし、レシピに書いてある時間通りに加熱してもうまくいかない。私は、なんとなくだが、混ぜてみて浮いている感じがなくなったら火を止めている。
  他のレシピで、あんこを仕上げるように、鍋底の液体の量を見る方法が紹介してあったが、これは加熱し過ぎで、失敗した。
  ジャムの場合はもっとシャバシャバで、「冷ましてみて、あまりにもシャバシャバだったら再加熱する」というほうが、失敗がない。